脚のむくみ
以前は女性の方々からの質問、オーダーが多かった記憶がありますが
最近 年齢、性別を問わずに 特に脚のムクミに悩まされている方が多いようです
スパッソクリスタリーナには12歳から80歳の方達がむくみの改善を求めて来店されています。
むくみの原因
むくみが起こりやすい部位は、主に顔と脚。その他にも、まぶたや頬や指や口の中の舌など、全身のあらゆる部位でむくみは生じます。そして、むくみの原因はすべての部位で共通しています。
その原因は大きく分けて2つ。リンパの流れが悪くなっていることと、水分や塩分の摂りすぎです。
1.リンパの流れの悪さによるむくみ
リンパの流れが悪くなっているということは つまり血行不良の状態です。血行不良の原因として以下のようなことが原因と言われています。
・運動不足による筋力低下
・身体の冷え
・肩こりなど身体の凝り
・ずっと同じ姿勢でいる
・ヒールの高い靴で長時間歩く
・寝不足やストレス
2.水分塩分過多によるむくみ
水分や塩分をとりすぎる原因として考えられるのは、やはり食事内容でしょうか
・外食やファーストフード、出来合いのお惣菜を食べる頻度が高い
・ラーメンやお蕎麦などの汁を全部飲んでしまう
・焼肉やお好み焼きなど濃い味付けが好き
・佃煮や漬物、ふりかけなどが好き
・アルコールの飲みすぎ
・寝不足
以上の2つを原因と考えると、むくみの改善には[運動不足]と[食事内容の改善]をキーワードに、日常生活を見直すことが重要となります。
と言われていますよね。
でもね、、、現代社会の生活リズムではなかなか難しいですよね。
こちらの写真の方 歩くのも大変そうです
ここまでくるとと 優しく手を触れるだけで激痛が走ってしまうようです。
なんせ足首から先はカチカチという言葉が最も適している状態ですから。
なるべく痛みを感じないように 優しく圧定し流れが戻るように施術の構成を考え様々なアプローチを行なっています。
この方 内科系疾患で長い入院生活も経験されているので なるべく病院に戻りたくないので 出来るだけ施術でなんとかしていきたいとのこと、、、、。
数ヶ月に一度は診察や検査で病院に行っているが 内臓の崩れは入院の原因となった箇所も含め特には 問題はないそうです。
では 何故ここまで浮腫んでしまっているのか、、、、
様々な分野の先生方に相談し情報を集めてみました。
体内の血流や水分が原因のむくみ
まずは血流や水分に関連するむくみです。これは基本的には押すとへこむことが特徴です。
このむくみの場合には軽度の病気や生活習慣に起因するものから、内臓の重たい上記のケースもあります。軽度の場合には日々のケアで治るようなものも多いですが、病気が隠れている場合もあるので専門医療機関に一度行ってみることがいいかも知れません。
リンパ液など水分や血液以外に起因するむくみ
次に、リンパ液など、水分以外のドロドロとしたものがたまり、むくみとなっているケースです。
外傷性のむくみ
外傷性のむくみはその名の通り、骨折や打撲にともなうむくみです。
このケースはむくみの原因がわかりやすいかと思います。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤とは、脚の血流が停滞し、それがむくみとなって現れる病気です。
足は心臓からもっとも遠い位置にあるため、静脈を通って心臓に戻る際に大きな重力を受けます。それを支えて心臓へ押しもどす役割があるのが静脈弁ですが、何らかの理由で静脈弁が機能しなくなると、上に登る血流を支えるものがなくなるため逆流が起き、血液がたまることでむくみが発生します。
下肢静脈瘤かどうかの見分け方
下肢静脈瘤には特徴があります。
・むくむ場所→脚に局所的
・むくみを押すと→へこむ
・血管がボコボコと浮き出ている
というような特徴が見られる場合には下肢静脈瘤の可能性が高いそうです。
リンパ浮腫
むくみの箇所を指で押してもへこまない場合には、リンパ液がたまりリンパ浮腫となっている場合があります。これはリンパの流れが阻害されたため、リンパ液が溜まってしまうためにそこがむくみとなって現れるものです。
またリンパ液にはたんぱく質が豊富に含まれているため、水分よりもドロドロしていますので、「押してもへこまない」むくみに当たります。
リンパ浮腫は主に外科手術の後に発生することが多いため、手術後にへこまないむくみの症状が出たら要チェックです。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは、体内で甲状腺ホルモンが十分に生成されず、身体の代謝が悪くなる病気です。
甲状腺機能低下症を発病しているかどうかはむくみの種類や場所をチェックすることである程度見極めることができます。
・むくみが顔や手に出る→足に局所的ではなく、顔や手にむくみが出ている場合には甲状腺機能低下症の疑いがあります。
・夕方だけ、ではなく常にむくむ→夕方から夜にかけてむくみ、朝には直るタイプではなく、日常的にむくむ場合にも発症の可能性があります。
肝臓の病気
中々イメージが湧かないかもしれませんが、肝臓の病気もむくみにつながります。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて、あまり表在化しません。しかし、体内にはアルブミンという物質があり、これは肝臓で作られます。
このアルブミンは血液の中に含まれ、血中の水分を保持する役割があります。そのため、何らかの理由で肝臓でアルブミンが作られなくなり血中のアルブミン濃度が下がると水分を保持出来なくなり、毛細血管から水分がしみ出すためむくむのです。このアルブミンが作られなくなる原因になるのが、肝臓の病気ですから、むくみと肝臓は大きな繋がりがあったあります。
肝臓浮腫
まずその代表的なものが、肝臓浮腫です。
アルコールは肝臓で分解されるのですが、大量のお酒を飲んだり、アルコールの分解機能が落ちるような症状になると肝臓浮腫としてむくみが出ます。
肝硬変
肝硬変などの重症肝障害が起こると、アルブミンの合成が出来なくなり腹水や足にむくみが出ます。
心臓の病気
心臓は血流を司る臓器ですから、もちろんむくみと関係があります。
心臓の血液を押し出す力、血液を引き戻す力が何らかの理由で弱くなると、全身の血流が滞るためにむくみが発生しやすくなるのです。
心不全(心臓弁膜症)
心臓には血液の流れを作るポンプの役割がありますが、この力が落ちてしまった状態が「心不全」です。
心不全にも種類がありますが、むくみに現れる心不全は「心臓弁膜症」と呼ばれるものです。この病気を発症すると腎臓への血流が停滞して尿が作られなくなるだけではなく、血液が全体に停滞をするためむくみに繋がるのです。
また右心不全でもむくみが発生しますが、右心室は全身に行き渡った血液を引き戻すポンプの役割がありますので、それが機能不全に陥ることで、足の血液が停滞するためです。
内臓からのサインの浮腫み 更に詳しくは インターネット等で内臓と浮腫みの関係を調べて内科医にご相談ください。
と 色々と予測されますが 病院でも理由がわからず、、、、、
さて 写真の足の方 数ヶ月前までは両脚共に 膝から下がパンパンでした
物理的に 流す事をメインにした施術を繰り返し
片足は大分落ち着いたので もう片方に対して新しいアプローチを始めました。
これからは
○心臓からの血管運動をスムーズにする事
○首や肩を柔らかくして感覚の反応を速くする事
○骨格を整え 腸骨周辺の筋肉に弾力を取り戻す事
を 繰り返しながら その日その日の体の違和感の緩和をしていきます。
本人には 出来るだけ骨盤周りの動きを意識してもらいながら運動をしてもらい 食事にも気をつけてもらえたらな〜と思っています。
施術中に痛がる姿を見る時は 仕方ない状態なのですが
申し訳ございません の気持ちになってしまいますね。
1週間に3回施術出来る時は 脚も背中も楽だそうですし
施術中の痛みも少ないのか リラックスしてもらっている様です。
お互いに時間を作り出来るだけ多く施術を続けていけば
目標となる 背中を伸ばして歩く事に近づくでしょう
そうなれば 脚のむくみの改善も近づいてきます。
あきらめず あせらず 改善に向けて 姿勢作りと軽くでも運動をしていく事を オススメします。
スパッソクリスタリーナ 、ユタ
東京都八王子市明神町2-23-6 101
080-4139-7173
mail@ecrystalina.com
この記事へのコメントはありません。